大きな手
今日は昼から2時間ほどの仕事をしてから、
子供たちも暇だったから近くのイオンにいった。
娘がランドセルを見て、これがいい!あの色がいい!ってはしゃぐ姿を見て。ドーナツを嬉しそうに食べる、息子と娘。50万もする、ワンちゃんを見て、もう一匹欲しい!って言い出す娘。
なんかわからないけど、パパがいない毎日をちょっとやっていけそうな気もした。
寝るときまではそんな気持ちで、パパにも、今日もあたしと子供たちは元気だったよ。って言ってから寝室にいったんだけど、
そこからが駄目だった。
バイクの音がすると、パパだと思うし、
息子を間違えてパパの名前で呼んでしまったり。
パパがいるときは、一緒に寝かしつけてから、こっそり二人で寝室抜けてお酒を飲んでたっけ。その時間が1日での夫婦二人の時間で嬉しかった。だから早く寝かしつけしようとしてた。
寝るときにもだいたい、あたしからだけど手を繋いだりしてたよね。
主人の手が大好きだった。いつもこの大きな手で守られてるんだなぁって思ってた。
腕相撲をしたらあたしが両手でも全く勝てなかった、大きな手。
口に出さなかったけど、本当に感謝してた。
口に出せばよかったなぁ…。
主人は幸せだったのかな。
病院でも、まだあったかい、大きな手繋いでたら安心できた。
でも、あったかい記憶はあるのに感覚が忘れていく気もする。
時間が経てばこんな風に少しずつ、主人の事一つずつ何かを忘れていくんだろうか。忘れていくから傷も浅くなるのかな。
それも怖いな…。
なんか浮き沈みが激しいなぁ…。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。