いつまでも一緒にいたかった

最愛の夫を交通事故で亡くしました。
まだ20代。会いたい。

事故から1年 病院で。

1年前の七夕は病院にいてた。


1年前の昨日の仕事帰りに事故があってそのまま病院に。





ちょっとリアルな話なので見たくない方はやめてたほうがいいです。












帰ってくるのが遅いなぁって子供達と話してたら義父から電話があって。

子供たち預けて病院に行ったけど、その時は事故の場所も通勤と全然違う場所で、

なんでそんなとこに??って気持ちがいっぱいだった。

後から、事故の場所は帰宅途中の場所だと言われたかな。



でも病院に着いたらバタバタしてるし、一人の方が

ご家族の方はこちらに。って案内してくれたから、その方に、

「意識はありますか?」って聞いたら

「…先生からお話を」って言われた。


先生を待ってる間、時間が長かった。長く感じたのかな。

先生じゃなくて看護師さんが来て、

「奥様ですか?お子様はいてますか?」

「はい。子供は二人いてます。」

「まだ小さいお子さん?」

「7歳と5歳です。」

「…あー、…(沈黙)…そうなんですね…。」


この会話であたしは察したんだと思う。

この時から覚悟をしてた。

でも何故か冷静で。医師の話も冷静に聞けた。


脳の損傷が激しすぎて、どうしようもないこと。

ドクターカーの中で自発呼吸ができなくなったこと。

急いで家族を呼んだ方がいいこと。


そして…

朝方までもたないこと。




義父が泣いてるから、私は自分がしなきゃと思って、冷静だった。


医師の話も途中だったけど、

早く逢いたいから逢わせて欲しい!と言ってとりあえず病室に。


そしたら、旦那がいた。

でも頭以外、本当に擦り傷程度で。

目は腫れてたけど、頭の損傷かららしい…。


亡くなった後に医師さんから聞いた話だけど、

交通事故でのここまで綺麗な姿は不幸中の幸いだと言われた。


子供たちも来て、息子は何が起こったかわからかい感じ。

娘は怖い。って泣き出した。


それからは亡くなった9日までは病院で仮眠したりしてた。

朝方まで持たないって言われてたけど、意識はなくとも、3日間頑張ってくれた。


ICUで他の患者さんもいるのに面会時間とか関係なしに、夜中でも誰でも会いに来てくれた人は部屋に通さしてくれた。


私がこれからどうしたらいいかわからないって話を聞いてくれた若い看護師さんは肩を抱いて泣き止むまでいてくれた。

もう先のない旦那だけど、綺麗に体を拭いてくれたり大切に扱ってくれた。

本当に看護師さんには感謝している。



夜中、旦那に付き添っていると、

バタバタとし出して部屋から覗いてみると、

男の人が電気ショックを受けていた。

次の日の朝、廊下で電話している20歳ぐらいの女の人が

「お父さん、亡くなっちゃった。」って電話してた。



それからか、ずっといつ亡くなるのかって言う不安が続いてた。








昨日はずっとその3日間のことを思い出してた。

まだまだあるけど、あまりにもリアルだしね。



刑事裁判記録でわかったこと。


旦那のバイクは15キロ

加害者の車は25キロぐらいだったかな。


こんなスピードで…大事故になるんやな。



執行猶予3年

禁固1年6ヶ月。



七夕のお願い。。。


息子と娘、どうか幸せになってほしい。