いつまでも一緒にいたかった

最愛の夫を交通事故で亡くしました。
まだ20代。会いたい。

なんて言ったらいいのか…。

学校、幼稚園がはじまり、子供たちは元気にいってくれてる。


最近、ママ友がランチを誘ってくれたりするんやけど。。。

なかなか行く気にならない。

あたしを元気づけようとしてくれるのはわかるんだけどね。


昨日も幼稚園の行事で幼稚園に行って、久々の人と話した。

後からラインがきて、

気丈にふるまってるけど、何かあったらいってね!って心配してくれた。

嬉しかったけど、

あたしは心配かけたくないし、

心配ありがとう!あたしには辛くても子供らがいるから大丈夫だよ!って送ったら、

◯◯ちゃんは強いね!って。

多分向こうは、良かれと思って言った言葉。でも死別した経験のある人には辛い言葉じゃないかなぁって思った。


強くなんかない。でも聞かれたら大丈夫!って言うしかない。

いつも、笑ってるわけじゃないよ。

夜は寂しくて泣いて、泣いて泣いて眠くなったら寝るんだよ。



後は元気そうでよかった。って言われるのもキツイ。

さすがに幼稚園の行事にきて、わんわん泣いたりできないよ。

でも、園長先生と話した時は回りに人がいても、涙がこぼれちゃったな。。。



心配はありがいんだけど、

なんか、なにもなかったかのように接して欲しい。わざわざ、主人の話を出されても返答に困るし、きまずくなりたくないから頑張って答えたら、元気だね!強いね!って言われたら、もう乗り越えたの?って言う風に聞こえてしまう。



難しいね。

でも、心配してくれることには感謝してる。

あたしの気持ちの問題かな。

時期をわかっていたのかも

主人は自分の寿命を無意識にわかっていたような感じがしたりもする。


ずっと仲良しのお隣さんとBBQする約束、果たせてなかったけど亡くなる3日前にやっと果たせて喜んでた。


保険だって、主人が相談もなく勝手に一年前に見直して生命保険を手厚くしてた。それのおかげで助かってる。


去年の秋、義両親にカニ旅行をプレゼントした。

その時あたしは来年にしよう?って言ったけど、今年連れていくって言ったわぁ!って言って、初めて義両親と旅行にいった。

それも今年だったら、行けてない。

主人は親孝行できたことに、義両親は息子からのプレゼント、すごい喜んでた。


主人のなくなる4ヶ月ほど前に犬をかった。

主人が名前をつけた。

今では子供たちは確実にポポに癒されてる。

多分ポポがいなければ、また違った落ち込み方をしてるかもしれない。


主人は生前、俺が死んだら会社の◯◯さんに連絡して、保険関係は会社の◯◯さんに連絡してくれたら大丈夫!って言ってた。

おかげでスムーズに手続きができた。


後は、もし死ぬなら労災で死ぬから!笑

とかも言ってたな…。

本間にそうなったね。


そう考えると、

あたしたち、早くに結婚して子供ができた。

家も若いうちに買って、主人ももうスピードで出世していった。


子供の試合で優勝を目指していた試合は見れなかったけど、

その前の試合で初めてメダルをとれた時、すごい喜んでた。努力が報われたって。


29歳の寿命がわかっていたから、駆け足で上がってきたのかもしれない…。

だらだらしてたら、後悔するって。

そして、今は流産したあの子の所にいったのかな。


一生、一緒におるからね!って言ってくれてたなー。

確かに主人の一生、一緒にいてくれたよね。

でもあたしがおばあちゃんになったら介護してくれるって言ってなかったけ?

それは嘘つきになっちゃったね。


まだまだやりたいことも、子供の成長も見たかったと思うけど。。。

でもそれはいつ死んでも、子供の成長は気になるだろうし、孫を見たかった。ひ孫も見たかった。ってなってたのかもしれないな。



パパ、パパの人生はどうやったんかな。

逢いたいよ。

◯◯(息子)がパパがいなくて寂しいって言うから、

周りのお父さんが羨ましい?って聞いてしまった。

そしたらな、全然!って。おもわず、

なんで?!ってなった。

そしたら、

俺のパパは家のここ(仏壇)におるから!って言ってたで。

ちゃんとおってなっ!

最期の言葉

主人の会社へのお見送りで

いつもは、いってらっしゃいのキスをして、ぎゅーってしてた。


事故った日の朝。

次の日は会議で街のほうまでいかないとダメだから車で送っていく約束をしてたのに、

朝、明日送っていってな?って言われて


子供たちのお迎えもあるし、一人で留守番になるかもやし、街までやっぱ運転無理やから電車でいってやぁ?

って言ってしまった。

そしたらちょっとだけ不機嫌になった主人は、じゃあ、おとん(職業がタクシー)に頼むわ!

って言って仕事にいった。


それが最期の会話でした。


いつもみたいに、キスとハグはしなかった。

ごめんね。

約束してたのに、あたしのせいで一緒にいた最期の時間がこんなんで。


結局、義父さんに頼んでなかったみたい。


その日の仕事帰りに、車にぶつかられて、意識不明で運ばれた。

脳の損傷が激しすぎて手術どころかCTもとれない。

看護師さんも医師もみんな、残りの時間を一緒に過ごしてあげてね。って言ってた。



本当に急すぎて。意味がわからない。

帰りが遅かったから電話をかけたんだけど、繋がらなくて、その時にはすでにドクターカーの中やったんよね。


最期の言葉があんなんでごめんね。

さよならも、ありがとうも愛してるもなにも言えなかったし、笑顔も見せてあげれてない。


もうホントにごめんね。しかないよ。



涙が止まらなくなっちゃった。

やっぱりまだ事故の事思い出すのはきつかったかな…。



今日子供たち二人が自転車で坂をスピードつけて降りた。

こけたり、ぶつかったりして、頭でも打てば。と考えたら、怖くて鳥肌がたって、すごく恐怖と不安がきた。

思わず、子供たちに泣きながら辞めてって訴えた。

本当にうちどころが悪いと死んじゃう。

そして、本当に突然に別れがくる。


もうこれ以上、私から誰も奪わないでほしい。


なんか何書いてるかわかんなくなってきた…。