いつまでも一緒にいたかった

最愛の夫を交通事故で亡くしました。
まだ20代。会いたい。

本を読んで

人魚の眠る家 を読んで、色々考えさせられた。

脳死や臓器移植の事とか。。。



主人は交通事故に遭い、3日間意識不明となった。


病院では、一度は何とかとったけれどそれ以降はCTもとれないほどに脳の損傷が激しくて、どうしようもない。と…

体は全く綺麗なのに脳だけは全く活動していないって。


いつ亡くなってもおかしくない。朝方までもたないかも知れない。って言われた。


その時に、つまり脳死ですか?ってきいたら、医者は


脳死の様なものです。


って、答えた。でも、正直、脳死じゃないなら何なんだ。脳死の様なもの?って思ってたけど、本を読んで初めて知った。


臓器提供を承諾する場合に、脳死判定をするんだね。だから医者は脳死の様なものって言ったのか…。


脳死のテストにも2回あって時間がかかるみたいで。主人は残された時間が僅かだったから臓器提供の話はなかったのかな。



入院中、義父にも、

臓器提供とか考えなあかんな。って言われてた。

その時は、臓器提供かぁ。ぐらいにしか考えてなかった。まだ実感がなかって、夢だと信じたかったから。


でもそれから正直、ずっと主人の臓器は提供できたのか、もし出来ていればすれば良かったのか今でも考えている。

今さらどうもできないし、医者からの話もなかったし、

実際には、

温かくて自発ではないが呼吸していて、寝ているようにしか見えなかった主人を死んでいるなんか認める事が出来たかと言えば無理だったかも知れない。



だから、小説の主人公の気持ちがすごいわかった。


でも生前、免許とかに意思表示はしていなかったけれど主人は臓器でもなんでも使ってくれ。って言ってた。

それをしてあげることは出来なかった事に対して申し訳ない気持ちと、

もし提供することで誰かの中で主人がまだこの世を生きている。と思えたのかも知れない、とかずっと考えてきた。

まぁ答えはないけど。


私は医療の世界には全く関わってきていない人間だから、言えるだけであって実際はそんなに甘くないだとか、専門的なものも色々あると思うけど。



あたしも、免許に意思表示しようと思った。

あたしがしっかり意思表示していたら、残された遺族が悩んで苦しくはないだろうし。

何も変わらない

とりあえず、一通り全部が終わった。


話し合いも、やり取りも。



全部が終わったら何か変わるかな。本当のスタートはここから。って思ってたんやけど、なーんにも変わらなかった。



日常も気持ちも。ただ、これで相手側が何を考え、どう過ごそうか、被害者である旦那を忘れようが、 あたしには何の関係もなくなった。



これで終わりなんやなって、なんかあっけなく思ってしまう💦



これからも、変わらずの日常なんやろなぁ。



最近、ご近所さんがキャンプにはまりだしたみたいで、話をよく聞く。

これで旦那がいなくなってから、キャンプにはまり出した、ご近所さん2組目。


うちも旦那が亡くなる2ヶ月前に一式を揃えて、亡くなった1ヶ月後には予約もしてた。

ずっと楽しみにしてて、早く当日にならないかなぁって何回も言ってたね。


それが叶わなかった。



それがあってか、2年以上たった今でもキャンプの話を聞くだけでも複雑に気持ちになっちゃうね。

今度行くんです😄

って一言だけでも、良いなぁ。って羨ましくなって、旦那のことを思い出して、気分が落ちる😅



それから、さっきテレビで意識の無い人の延命治療の話をみたけど。

自分なら延命治療せずに、そのまま逝かせて欲しいけど、

実際、3日間意識の無かった旦那に寄り添ったけど、

このままでもいいから、生きていて欲しいって思ってた。

でも亡くなると、早くチューブとかを外して欲しいって思ったし、

旦那と家に帰って来たら、このままでもいいから、家にいて欲しいって思った。

でもどんどん、色が悪くなって行く旦那を見ると早く焼いてあげないと。って思ってたな、、、



何が言いたいのか、わかんないけど。




とりあえず、全部が終わったけど、何も変わらない気持ちを抱えてまた頑張って行こうかな。

リメンバーミー

この間、レンタル屋さんに行くと新作でリメンバーミーがあったから、借りてみた。

映画でやってた時から興味はあったけど、死者の世界がテーマだから、キツイかなぁって思って見れなかったけど。。。

息子と見てみた。娘は映画が苦手なので見れてない…。


リメンバーミーはメキシコの死者の日をテーマにしたお話で、

日本のお盆みたいなもの。




「もう会えなくなってしまっても、心の中でずっと生き続けているよ」


メキシコの「死者の日」はお祭りという華やかな雰囲気を残し、悲しさを紛らわせながらも、大切な人がたとえ死んでしまってもずっと覚えていよう、そうすればいつか会えるかもしれないという、とても大切なメッセージを思い出させてくれる、重要な日


らしいのです。



映画によれば死者の世界はあって、みんながそれぞれに暮らしていて。年1回の死者の日に、家族が自分の写真を祭壇に飾ってくれていないと、死者の国を出国できなくて、この世へ繋がるオレンジのマリーゴールド橋を渡ることが出来ない。


死者の国でも

生きている人で、自分の事を思い出してくれる人がいなくなると2度目の死が訪れてキラキラと砂のように消えてしまう。


その死者の世界がとても綺麗で楽しそうだったし、パパもこんな世界にいるのかと思ってみてた。


その題名と同じリメンバーミーの曲の歌詞がこれ。長いから好きな所だけ笑



リメンバー・ミー お別れだけど

リメンバー・ミー 忘れないで

たとえ離れても心ひとつ

おまえを想い唄うこの歌


優しく見守り 包み込む

また抱きしめるまで


リメンバー・ミー 忘れはしない

リメンバー・ミー 夢の中で


離れていても いつでも会える

二人を繋ぐ特別な歌


リメンバー・ミー 寂しい夜は

リメンバー・ミー 心寄り添わせ


また会える日がやって来ることを信じ続けよう


リメンバー・ミー


目を閉じて聞こうよ メロディー

永遠に続くよ この愛


リメンバー・ミー 会えない時も

リメンバー・ミー 愛に支えられ

いつまでも見守り包み込む

また抱きしめるまで


リメンバ・ミー




めちゃ略してるけど…笑


歌詞の意味は


生きている人に忘れられたら消えてしまう死者の世界で、「忘れないで」という切実な思い。そして、死んでしまっても心の中で思い続けることで私は存在することができるの、というメッセージが込められているみたい。



忘れるもんか。。。



映画の最後には生きている人も死者の世界から渡ってきた人もみんなが楽しんで死者の日をお祝いしてた。




ここは日本だけど、パパもマリーゴールドの橋を渡れてるね!!

忘れることなんかないから、死者の国から消えてしまう事はないだろうから死者の国で待っててねー!



今更ながら映画館で見たかったなぁ。と思いながらも

号泣して、まわりに引かれそうだから家で良かったのかも笑